『スプラトゥーン3』(以下、スプラ3)Ver.2.1.0のアップデートで調整が入ったダイナモローラー(以下、ダイナモ)の性能と前作スプラ2のメイン性能ダイナモとの比較、スペシャルウェポンのエナジースタンドの強化を含めたダイナモの強さを考察。
ダイナモの強化内容
「これまでより遠くまで」というざっくりとした表現ですが、ダイナモのメインの1確・2確の射程を伸ばす調整を行ったようです。
前作スプラ2のメイン性能アップギアが廃止され、使い物にならないレベルになっていたダイナモへの正当な調整ですね。
ダイナモの性能比較(アプデ前後とスプラ2)
ダイナモの性能をアプデ前後・スプラ2のダイナモで比較していきます。
アプデ前後
アプデ前のダイナモの横振りの1確射程は、ライン2本分程度でした。
アプデ後は118.4と、明らかにダメージアップしています。
アプデ後のダイナモではライン2.1本分程度で1確ダメージが出せるようになっていました(多少の誤差あり)。
スプラシューターの3確ダメージ射程のライン2.2本だと、1確には届かないくらいです。
スプラ2のメイン性能ダイナモ
次に、スプラ2のダイナモの性能を見ていきましょう。
まずはメイン性能なしのダイナモ。
- 横振りライン2本…120.8
- 横降りライン2.1本…104.8
あれ?これスプラ3のアプデで強化されたはずのダイナモと同じでは??
ライン2.2本分は、スプラ3アプデ後ダイナモと同等の約97くらいのダメージでした。
つまり、横振りに関しては…
スプラ3のアプデ後ダイナモ≒スプラ2のメイン性能なしダイナモ
です。
メイン性能をつけた場合はどうでしょうか。
ライン2.2本分から横振りしてみました。
- メイン性能1.0…100.1
- メイン性能2.0…104.8
メイン性能を1つ以上つけることで、ライン2.2本分(スプラシューターの3確射程)で1確を出すことができます(多少の誤差あり)。
筆者がスプラ2でダイナモを使っていた時は、だいたい2.3くらいつけていました。
めちゃ強かった…
アプデ情報から、今後メイン性能ギアが追加される可能性はないと考えられるので、過去作の高火力ダイナモが帰ってくる期待はしない方が良いですね…涙
エナジースタンドの強化
今回のVer.2.1.0のアプデでは、ダイナモのスペシャルウェポンのエナジースタンド(以下、エナスタ)も強化されました。
主な修正は、「ギアの復活ペナルティアップでエナスタの効果が打ち消される作用がなくなった」というもの。
これに関しては、正直「はじめからそうしてよ!スペシャルの意味ないじゃん!笑」という気持ちです。
これに加えて、復活ペナルティアップ(以下、ペナアップ)をつけた状態でエナスタを飲んだ場合、「自分に作用するペナアップ効果は打ち消され、相手に与えるペナアップだけ付与される」といった有利状況を作ることができます。
ペナアップを活かしきれる技量を持ったプレイヤーや、連携をとりやすい大会シーンなどで特に強みを発揮するのではないでしょうか。
アプデ後のダイナモの評価
アプデ前と比較すると、実戦でわかるレベルで対面能力があがり、強化を感じられるくらいには強くなりました。
メイン性能の追加が今後ないとすると、サブスぺを活用した立ち回りの研究がとても重要になってくるのではないでしょうか。
また、まだ登場していない亜種(テスラ?ベッチュー?)につくサブスぺも非常に気になります。
個人的には、スプラッシュボムやナイス玉、メガホンなど…遠くの敵に圧をかけられるサブスぺがないとどうしても扱いづらいと感じているので、噛みあいの良いサブスぺがつくことを期待しています。
上位のダイナモ使いの今後の動向についても注目していきたいですね。
以上、【スプラ3・アプデ】ダイナモ強化の内容についてまとめました。